散歩中、見つけたお花の輪 「laughter is the best medicine.」 -直訳すると、「笑いは最高のお薬」。それでは実際にどういうことだろう?

 人が笑顔のとき -楽しいとき。嬉しいとき。とんでもないドジをしてしまったとき。涙をこらえているとき。- こんな風に一言で“笑顔”と言っても、嬉しくて楽しいときとは限らずに、様々な場面で人は笑顔になる。

 それでも人は笑顔でいるとき、何より自分自身がハッピーになれる。そんなことを学生時代のバイト先の先輩から教わった。
 その先輩は、仕事中、どんなときでも笑顔だった。接客業ということもあっただろうけれど、楽しいときはもちろん、理不尽なことがあって、そこは怒るところだろう、というときも、とにかくいつも笑顔だった。

 そんな先輩に、あるとき聞いたんだ。
「なんでいつもそんなに笑顔でいられるんですか? イライラするときとかありませんか?」
と。
 その先輩が教えてくれたことは、
「笑顔でいると、自然と気持ちが和らいで、さっきまでの怒りもなくなってくる」
ということ。作り笑顔だとしても、そのうち、心から笑えるようになってるよって。

ジーロンで見つけた木製オブジェ 毎日生きていれば、色々な出来事があって、様々な刺激を受ける。気分がハイになって、なんでもうまく行くと思えるくらいのテンションのときもあれば、何故こんなことが起きてしまったんだろう・・・と落ち込むときもある。
 そんな日常の中で、笑顔でいれば、今まで灰色にしか見えなかったものが、笑顔の力によってカラフルに見えることもあるかもしれない。

 そして何より相手が笑顔だと安心する。それは言葉が通じない相手でも同じで、笑顔は言葉の壁を越える。笑顔は万国共通で、ハッピーな気持ちにさせてくれる。
 笑顔があれば、辛いときや負けそうなときも、不思議と頑張れそうな気がしてくる。せっかく何かするなら、みんなが笑顔で楽しんでできる方が良い。笑顔によって、何かが変わるかもしれない。