よくかんで食べる習慣を
8th Oct 2011
よくかんで食べることには、ただ食べ物を細かくして飲み込みやすくするだけではなく、体にとって様々な働きがありますよね。
先日、保育園からのたよりでよくかんで食べることについての内容があったので紹介したいと思います。
かむとこの効果
- 消化を助ける
唾液の分泌が高まり、消化を助ける。
かむ刺激が脳に伝わることにより消化酵素の分泌が高まる。 - 頭の働きが良くなる
顎を動かすことにより脳が刺激を受けるため、脳が活性化し、集中力が高まる。
ストレスを解消し、心の安定につながる。 - 味覚の発達
よくかんで味わうことにより、食べ物の素材そのものの味が分かる。
薄味でも美味しく食べられる。 - 肥満を防ぐ
よくかんでゆっくり食べることにより、脳から満腹の指令が出て、食べ過ぎを抑え、肥満を防ぐ。
代謝が活発になり、エネルギー消費が増加する。 - 虫歯を防ぐ
唾液が口の中の汚れを洗い流し、歯の表面を清潔に保つ。
唾液は細菌の働きを抑えるため、虫歯や歯周病を防ぐ。 - 言葉の発音がハッキリする
唇や舌の筋肉が鍛えられるため、口をしっかり動かしてハッキリと発音することができる。
表情が豊になる。
よくかんで食べることによって以上のような効果があるそうです。
上4つは分かりますが、虫歯を防いでくれたり、発音がハッキリする効果もあるとは!
よくかんで食べるための工夫として次の3つが紹介されていました。
よくかんで食べるために
- いつもの料理にかみ応えがある食材をプラスする
例.カレー×きのこ、ひじきの煮物×大豆、野菜サラダ×ちりめんじゃこ など - 食材を少し大きめに切る
食材をいつもより少し大きめに切ることにより、自然にかむ回数が増える。 - 飲み物や汁物で流し込まない
食べ物をよくかんで飲み込んでから、飲み物や汁物を口にするようにする。
毎日の食事を通して、よくかんで食べる習慣を子どもにもつけていきたいですね。